先日、読者様からこんなメッセージを頂きました。
『タブレットの通信講座に興味があるのですが、うちの子は「算数」がどうしても苦手なようで。。全教科を勉強するより「算数」に限定して学べるものはありませんか?(一部要約)』
なるほど。
我が家は「全教科満遍なく学べる」事を重視して「スマイルゼミ」をさせているのですが、
確かに苦手な教科が決まっているなら、その強化を重点的に勉強した方が良いですよね^^;
全教科学べるタブレット通信講座はコスパが良いと思っていましたが、
受講させる子供の特徴によっては、
- 得意な科目にレベルを合わせると、苦手な科目が付いていけない。
- 苦手な科目にレベルを合わせると、得意な科目が簡単すぎて面白くない(勿体ない)
- 各教科の勉強時間の配分が均等になる(もっと苦手を重点的に勉強させたい。)
といったデメリットもあるわけです。。
そこで今回は苦手な科目に限定して受講出来る通信講座。
その中でも「算数」に特化して受講出来る通信講座を、ピックアップして比較してみたいと思います。
目次
苦手な算数を克服① ~算数に限定して受講出来る通信講座は?~
通信講座は主に複数教科を纏めて学べるものが多いのですが、
教科を限定して受講できる講座で有名なのはこの3種類ですね。
ただし、Z会については「小学生コース(紙)の3年生以上」のみ、教科を限定して受講する事が出来ます。
※「小学生タブレットコース」は6教科纏めての受講
※「小学生コース」の1、2年生は算数&国語&その他の3教科セットです。
⇒Z会の詳細はこちら(公式サイト)
また、ドラゼミについては「算数&国語のセット」で「算数限定」ではありませんが、
他の通信講座と比較して「教科数を絞って学べる」という点で見れば、
今回の趣旨に近いものがあると思いますので、比較対象に入れてみました。
苦手な算数を克服② ~3講座の受講方法を比較!添削や個別フォローはある?~
さて、それでは早速「Z会、RISU算数、ドラゼミ」について比較してみたいと思います。
まずはそれぞれの受講方法と、個別フォローの有無を比較してみました。
普段の受講方法 | 個別フォロー | 担当 | |
Z会 | 紙 | あり | 個別の担任者 |
RISU算数 | タブレット | あり | 数人の担当者 |
ドラゼミ | 紙 | あり | 個別の担任者 |
Z会(小学生コース)とドラゼミは「紙での受講」となっていて、
RISU算数のみ「タブレット」での受講となっています。
紙が良いのか、タブレットが良いのかについては、好みもあると思いますが・・・
「子供の興味を引く」という意味では、
タブレットの方が子供のやる気(食いつき方)が凄いと思います。
嫌いな科目なら特に子供の興味を引く事が大切だと思いますので、
個人的には「タブレット学習」をおススメします!
次に、担任の先生が見てくれる「個別フォロー」についてですが、
こちらは3講座とも「あり」となりました。素晴らしいですね!
苦手な科目なら特に、専門の先生に見てもらえると安心できると思います。
実際の個別フォローの方法です。
個別フォローの方法 | |
Z会 | テスト(紙)を郵送 ⇒ 担当が添削結果を返送 |
RISU算数 | タブレットの学習記録&テスト結果から分析 ⇒ 担当がアドバイス動画を返信 |
ドラゼミ | テスト(紙)を郵送 ⇒ 担当が添削結果を返送 |
Z会とドラゼミについては昔ながらのテスト(紙)を郵送し、
添削(赤ペン)後に返送して貰う方法となります。
RISU算数についてはタブレットの学習記録から苦手な所を分析し、
動画で解説を送ってくれる(動画はタブレットで見れます)方式となります。
個人的には昔ながらの「紙の添削」が好きですが、
送付⇒添削⇒返信まで時間がかかる(返ってくる頃には内容を忘れている・・・かも)のと、
「紙のテストを受けさせてポスト投函」といった手間がかかりますので、
タブレットで完結するRISU算数もアリですよね!
苦手な算数を克服③ ~3講座の基本料金を比較!どれが安い?~
いくら良い通信講座だろうとも、やっぱり料金は気になるところ。
それぞれオプション追加等で料金が変わりますが・・・
ややこしいので今回は基本料金(入会金、タブレット代、月額)のみ比較したいと思います。
では早速、料金の比較をしてみましょう。
Z会 | RISU算数 | ドラゼミ (※) | |
入会金 | 0 | 0 | 0 |
タブレット | 0 | 0 | 0 |
1年生 | 4,142 (※) | 2,678 | 3,045 |
2年生 | 4,516 (※) | ||
3年生 | 2,833 | 3,343 | |
4年生 | 3,003 | 3,734 | |
5年生 | 3,156 | 4,032 | |
6年生 | 2,971 | 4,331 |
※Z会の1,2年生については“3教科”の値段です(算数のみの受講は不可)
※Z会の3~6年生については算数のみ受講した時の値段です
※ドラゼミについては“2教科”の値段になります(算数のみの受講は不可)
※すべて[税込み]価格に修正しています。
※すべて12ヶ月一括払いした時の月当たりの値段です。
3講座とも初期費用(入会金、タブレット料金)は不要です!
1教科当たりで考えると、
「1~2年生はZ会が一番安く受講」
「3~6年生はドラゼミが一番安く受講」
する事が出来ますが、
当初の設定通り「算数だけ受講出来たら良い」と考えるなら、
「RISU算数が一番安く受講」する事が出来ます。
また、RISU算数は「無学年制(実際の学年で分けずに個々人のレベルで分ける)」のため、全学年共通の価格となっています。
【!注意!】
今回の比較は前述の通り「基本料金」のみ比較した場合です。
- 支払方法を月払いにするか、年払いにするのか?
- オプションをつけるのか?
- 前倒し学習(予習)をするのか?
などによって価格は変わってきますので、
必ず詳細はそれぞれの公式サイトで確認してくださいね。
⇒Z会の公式サイト
⇒RISU算数の公式サイト
⇒ドラゼミの公式サイト
特にRISU算数は「子供の進捗状況」によって値段が変わるので、ガンガン進める子は値段が高額になる場合があります。(算数が苦手が子がどんどん先に進めるとも思えませんが。。)
もちろん、月額の上限があるので青天井に金額が上がることはありませんが、念のため確認はしておきましょう!
苦手な算数を克服④ ~無料体験がある講座はどれ?どうせなら体験してみよう~
公式サイトや個人ブログで感想を調べる事も大切ですが、
やっぱり自分で実際に体験してみのが一番ですよね^^
「Z会、RISU算数、ドラゼミ」で無料体験が出来るのは
・「Z会の小学生コース」
Z会の小学生コースは資料請求するだけで「お試し教材」が貰えます。
(こんなやつです↓)
また、時期によっては追加でおまけのドリルが貰えることもあります。
追加のおまけドリルはタイミングが悪いと何も実施していない事もありますが、
お試し教材は大体一年中やっていますので、入会前に試してみる事をおススメします!
⇒Z会の資料請求はこちらから出来ます。
・「RISU算数」
RISU算数は基本的に無料体験はありませんが、不定期に「無料体験キャンペーン」を実施しています。
定期的に公式サイトを覗いてみて、タイミング良く申し込めばお得ですね^^
ただ、タイミングを待ち過ぎて勉強の機会を逃してしまうと本末転倒ですので、
ある程度待ってみてキャンペーンが無ければあきらめた方が良いかもしれません。。
[追記・修正]
Risu Japan様から「限定コラボ企画」のお誘いを頂きました!
下記リンクから申し込めば、時期を問わず「1週間RISUおためし体験」が出来ますので、
検討中の方は是非試してみて下さい。
・「ドラゼミ」
ドラゼミは「1週間分の無料教材サンプル」の申し込みが可能です。
以前見た時は無かった気がする?ので、
タイミングによっては実施していないのかも(間違えてたらすみません)。
サイトを覗いた時に実施していたら、早めに申し込んでみた方が良いかもしれませんね。
【結論】当サイトおススメ!「算数に特化した通信講座」ベスト3はこちら!
さて、いよいよ最後に当サイトおススメの「算数に特化した通信講座」ベスト3を発表したいと思います。
まぁベスト3と言っても3種類しか紹介していないのですが・・・^^;
色々と悩みましたが、
「苦手な算数を克服させる」という点で見た時に最もおススメ出来る順番はこちらです!